チェックデジット

チェックデジット(check digit)とは、データの入力誤りや通信エラーを検出するために元のデータに付加される数字です。チェックデジットは、データの一部として追加され、データの正確性を確認するための計算に使用されます。

ISBN(国際標準図書番号)におけるチェックデジットは、13桁のISBNコードの末尾に位置する1桁の数字です。このチェックデジットは、前の12桁の数字に基づいて計算され、誤りの検出に利用されます。

計算方法:ISBNのチェックデジットは、以下のステップで計算されます:

  1. 前の12桁の数字を1桁ずつ取り出し、奇数桁と偶数桁で重み付けを行います(奇数桁はそのまま、偶数桁は3倍します)。
  2. 重み付けされた数値をすべて合計します。
  3. 合計を10で割った余りを求めます。
  4. この余りを10から引いた値がチェックデジットとなります(ただし、余りが0の場合はチェックデジットも0)。

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