印刷、デザイン、編集など印刷物の制作現場でよく使われる日本独自の文字の大きさの単位。表記は「Q」。
写真植字(写植。写真の原理を利用した文字組み)が開発されたときに設定された。
DTPソフト(Adobe InDesign、Illustratorなど)にも標準に備わっている単位である。
“Q”とはQuarterの頭文字で、
1Q=0.25mm
つまり1mmの1/4(Quarter)。
4Qは1mm。
メートル法が基準になっているため、細かい版面設計が必要なとき計算がしやすい。
Q数とともによく使われる単位に歯数(H数)があるが、こちらは主に文字と文字の間の距離を表すのに使われ、大きさの基準は同じである。