ウォーターマーク

ウォーターマーク(watermark)とは、主に文書や画像、動画などのデジタルコンテンツに付加される識別マークや透かしのことを指します。以下のような目的や形式があります。

1. 主な目的

著作権保護

  • 著作権者が自分の権利を主張し、不正使用や盗用を防ぐために使用。

出所の明示

  • コンテンツの出所や作成者を明確にするために使用。

無断使用の抑止

  • 明らかに目立つ形でウォーターマークを入れることで、コピーされたとしてもオリジナルの出所がわかるようにする。

機密性の保持

  • 機密文書やドラフト文書に「CONFIDENTIAL」や「DRAFT」「社外秘」といったウォーターマークを追加し、複製、流出や誤用を防ぐ。

2. 形式

テキストウォーターマーク

  • テキスト形式で「© 2024 Abcdefg」などの文字を追加。

ロゴや画像

  • ブランドや企業のロゴを透かし状に配置。

透明な透かし

  • 画像や動画に目立たない透明なマークを埋め込み、デザインや閲覧体験を損なわないようにする。

デジタル透かし

  • 人間の目では見えないデータを埋め込む技術。これにより、コピーされた場合でも流通経路を特定したり、再生を阻害できる。

使用例

  • 写真や画像: カメラマンが自分の写真にウォーターマークを追加。
  • 動画: 映像制作会社がサンプル動画に会社名を入れる。
  • PDFや文書: 公的文書や契約書に「CONFIDENTIAL(機密)」と透かし文字を挿入。

    おすすめ記事
    Reccomend

    更新情報
    Topics

    X新しい投稿しました!

    コラム「モアレの原因と対策」をアップしました。

    コラム「RIP処理の注意点」をアップしました。

    コラム「Adobe InDesignってどんなソフト?」をアップしました。