観音 (かんのん) 折りとは、四つ折りの一種です。

一枚の紙の両端をそれぞれ中央に向けて内側に折ってから、さらにそれを中央で二つに折ることで四つ折りにする折り方です。
中央から左右対称に開く「観音開き」の扉のような構造から「観音折り(両観音折り)」と呼ばれています。

すべての面を同じ幅で四つ折りにすると紙の厚さによってズレが生じます。そのため、外側の面よりも、巻き込まれる内側の面を2～3mm短くする必要があります。

観音折りを使用すると、携帯しやすかったり収納しやすくなります。観光ガイドマップやダイレクトメールなどで多く用いられる折り方です。