乱丁とは、製本された本や冊子において、ページの順序が間違っている状態を指す印刷用語です。これは、製本の過程で折丁やページが正しい順序で綴じられなかったことが原因で発生します。
具体的には、たとえば16ページの次に17ページではなく、33ページが来てしまったり、まったく異なるページが挟まれていたりする場合が「乱丁」と呼ばれます。乱丁が発生すると、読者にとって内容が読みにくくなり、本の流れが乱れるため、製本ミスとして重大な問題となります。
乱丁を防ぐためには、折丁の背丁を確認し、順番になるように丁合することが大切です。