落丁とは、製本された本や冊子において、必要なページが抜け落ちている状態を指す印刷用語です。製本の過程で、特定のページや折丁が正しく綴じられずに欠けてしまうことが原因で発生します。
具体的には、ページ番号が飛んでいたり、開いてみるといくつかのページが存在しない場合が「落丁」に該当します。このミスが起こると、読者が重要な内容を読むことができなくなり、本や冊子の情報が不完全なものとなります。
落丁は品質上の大きな問題とされ、製本や印刷の段階で特に注意が払われるべき点です。
落丁を防ぐためには、折丁の背丁を確認し、順番になるように丁合することが大切です。