丁合とは、複数の印刷された折丁を正しい順序で並べて、一冊の本や冊子にするための作業を指します。この作業は、折丁や印刷されたシートを順番に揃えて重ね、最終的に製本するための準備段階です。
例えば、64ページの冊子を作る場合、16ページずつの折丁が4つあるとします。これらを順番に並べて、1ページから64ページまでが正しい順序になるように折丁を並べて揃えるのが「丁合」の作業です。
丁合が正しく行われないと、ページが順序通りに並ばない「乱丁」や、折丁が抜け落ちる「落丁」といった製本ミスが発生します。そのため、丁合は正確さが求められる重要な工程です。