上製本とは、「ハードカバー」とも呼ばれ、表紙にボール紙という頑丈紙を使い長期的に保管でき、高級感のある仕上がりの本を作りあげることができます。厚さが2-3mm程度の丈夫な作りになり表面は紙以外に布(クロス)などで巻くこともでき、様々なバリエーションがあります。上製本は製本する際の工程や手作業が多く、使用する材料も多いため、コストは高くなり、納期は最低でも1-2週間ほどかかります。製作する部分が多く、中綴じや無線綴じといった並製本よりも、費用・日数ともにかかります。